レプリカ・マスター

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概要

メデューサ病という謎の奇病により人が直ぐに死ぬ時代。
リアルな「レプリ」を開発した天才がいた。
高度な運動性と無限に近い行動選択の自由を与えられた、永遠に生き続ける機械人形。

天才は死に、後には1人娘が残された。

これは、たくさんの生き物が死に始めたところから始まる物語。

書籍情報

  • 作 者:なるしま ゆり
  • 初 版:1996/5/5

感想 <ネタばれ有>

作者買いです。

このコミックがなるしまさんのデビュー作ということですが、最初から彼女の世界観が全開でした。
命についてのお話。
なるしまさんの捉え方と表現方法が私はとても好きです。

短編が3本入っており、そのうち2本が表題「レプリカ・マスター」のお話です。

世界観は別の漫画「原獣文書」と同じで、この作品はそれのはるか過去のお話。
レプリカ・マスターの主人公のはるか子孫が、原獣文書の主人公である博士とのことです。

両方を知っていると、より深く世界観を知れて楽しめます。

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