あらすじ
皇帝に仕えるレグナは神託を聞くことのできる神官。
一族でも強い力を発現したがゆえに殺意を神託として聞いてしまう。
誰が発したものなのか。
まだ幼い皇帝を守るため「アルオスメンテ」という儀式で賢者に真実を白日に晒そうとする。
書籍情報
いわゆる正統派の中世ファンタジー。恋愛要素はなし。コメディ要素もなし。
話は淡々と、飄々と進みますが、主人公の真面目な性格や、レグナを取り巻くキャラが個性的で楽しいです。真面目な神官を周囲が心配しながらアットホームに進んでいく物語が読みたい方にはうってつけ(超ピンポイント)。
とても丁寧に進むためストーリーは遅々として進みませんが、お勧めです。